花泥棒
訳あって横浜中華街にほど近いホテルに連泊している。横浜スタジアムあたりにチューリップがもりもり咲いていて、それを土ごとビニール袋に入れて持ちさってる人を1日で2人見かけて、なんなの?そういう文化があるの?みたいなちょっと混乱した。盗んだチューリップを家に植えて、ああ、きれいだな、こんなきれいなものをタダで手に入れられて嬉しいな、ってそういう感じなのだろうか。理解し難い。小学生のときポケモンのガチャガチャの人形を友人に盗まれたことを思い出して、ちょっぴり切なくなった。でもぼくは当時他人の悪口を思いつく才能に長けていて、彼にもさんざんなことを言ったと思うから、もうお互い無かったことにしようね?チューリップもいっぱいあるんだし少しくらいはいいよね?(PS.ホテル暮らし楽ちん!スリッパがクソださいこと以外は概ね満足しています)
国書刊行会から出ているアンナ・カヴァンの「アサイラム・ピース」 を読んでいる。これは連作集で、最初は「なんだかぼんやりとした小説だなぁ」買わなきゃ良かったかなぁ、とか思っていたのだけど、読み進めるうちに主人公の不安(なんだか統合失調症を連想する)がこちらに伝染してきて、輪郭もなんとなくはっきりしてきたような気もして、面白いのかもしれない。装丁もかっこいい。
あとチャイナ・ミエヴィルの言語都市、早く読みたい。
- 作者: アンナ・カヴァン,山田和子
- 出版社/メーカー: 国書刊行会
- 発売日: 2013/01/22
- メディア: 単行本
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- 作者: チャイナ・ミエヴィル,内田昌之
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2013/02/26
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