某日(花サボテン、暗い喫茶店)

バーナード・リーチ展へ行く、おおらかな作品群は素敵だったけれど、ガラス越しが似合うものじゃ無いなあと少し寂しくもあった。いくつかの皿を見てカレーを食べたくなった。 次は神保町、望み通りカレーを食べ、時間がないので一つだけ、と古本屋へ。花サボテンの写真と栽培についてが載った本を購入、決して安いものでは無く、その他欲しかった色々は諦める。 高円寺で知人と合流しお茶。花サボテンの本を買ったのが嬉しすぎてひたすら見せびらかしてしまい、思い出すと恥ずかしい。雑談。コウモリは可愛いという話。漫画へのモチベーションが上がる。等々。


食卓の賢人たち (岩波文庫)

食卓の賢人たち (岩波文庫)

2世紀ごろローマで書かれたものとのこと。延々と宴会をしながら登場人物が、料理の話や、蘊蓄の披露等をぐだぐだとするだけの内容なのだけど、この厚い文庫は抜粋で、本来は5倍以上あるのだそうで、奇書というやつですね。


雪男たちの国

雪男たちの国

「目が覚めたら、私は南極にいた。―病院の地下で発掘されたスコット探検隊の生存者による手記。妄想と幻覚の作り話か、それとも―。」という触れ込みの本。これもまあ奇書。内容も妄想的幻覚的、時折はさまれる著者の原稿がまた狂気を思わせて、雰囲気づくりに一役買っている。大変面白い。


コウモリ識別ハンドブック 改訂版

コウモリ識別ハンドブック 改訂版

観察のお供に便利なハンディサイズ、とのことで小さい実用重視の本だけれど、コウモリの可愛さは分かるし勉強になる。