まんがも読んでるよ

虫と歌 市川春子作品集 (アフタヌーンKC)

虫と歌 市川春子作品集 (アフタヌーンKC)

去年いちばんどぎまぎした漫画。読む前は優等生っぽさを想定していたのだけど、それどころじゃない恐ろしいほどのセンス。映画とかでずっとみていたいシーンってあるじゃないですか、あれの連続。漫画なので巻き戻さなくても大丈夫。


西村ツチカ作品集なかよし団の冒険 (リュウコミックス)

西村ツチカ作品集なかよし団の冒険 (リュウコミックス)

一昨日貸してもらって一瞬で読みました。ガーリーな部分と意図的に未整理な絵、ほっぽり出されたようなエンディング。「虫と歌」にも似たすごいセンスを感じつつも、この人は荒削りな印象。ごった煮感も素敵。そして悪意もピリッと効いている、ってゆうか僕はその悪意にやられて胸が苦しくなりました。



あたらしい朝(1) (アフタヌーンKC)

あたらしい朝(1) (アフタヌーンKC)

あたらしい朝(2)<完> (アフタヌーンKC)

あたらしい朝(2)<完> (アフタヌーンKC)

これも去年。大好きな黒田硫黄の新作だけど、思っていたよりずっと早く完結してしまった。
二次大戦がテーマになっているんだけど、別に戦ったり血が出たりしないません。ずいぶんとマニアックな部分を切り取っていてニヤニヤする。そしてあんまりカタルシスの無い終わりも良いです。戦争だって現実だってそんなもんですよね。
そして女の子がますます可愛くなっておりますよ。あと表紙も良いです。