トリップ系絵本
たまたまですが、全部日本のですね。
曲がって、ねじれて、溶けて、折れて…
「ふしぎなナイフが…」と後に続く言葉の通りに淡々と変化していく様子を見ていると、
呆気にとられる爽快さと、拠り所を無くしたような不安さにかられます。
- 作者: うえののりこ
- 出版社/メーカー: 冨山房
- 発売日: 1975/03/20
- メディア: ハードカバー
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それをはずすと一回り小さな動物が出てきて…で、その繰り返し。
次は何が出てくるんだろうっていうそれだけが推進力。キュートな悪夢という感じ。
- 作者: 長新太
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1984/02/15
- メディア: 単行本
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猫たちが飛行機(的な何か)に乗り込んで、そして色んな所を通り過ぎ、
「ごろごろ にゃーん ごろごろ にゃーん と、ひこうきがとんでいきます」
という文章が繰り返される。で、終わりには飛行機から降り、どこかへ去っていく。
こいつらの旅、理由も場所もなにもかも不明で、よくよく考えるとなんとなく怖いんだけど、
当の猫たちは終始ニヤニヤしてるので、まあ良いか。
ちなみに「ころころにゃーん」もあります。ただただ可愛い。遺作。
BGMは、こんな感じでどうでしょう。
今日の1曲、ということで。。