トリップ系絵本

たまたまですが、全部日本のですね。



ふしぎなナイフ

ふしぎなナイフ

曲がって、ねじれて、溶けて、折れて…
「ふしぎなナイフが…」と後に続く言葉の通りに淡々と変化していく様子を見ていると、
呆気にとられる爽快さと、拠り所を無くしたような不安さにかられます。


ぞうのボタン?字のない絵本?

ぞうのボタン?字のない絵本?

象のおなかに何故かボタンがついていて、
それをはずすと一回り小さな動物が出てきて…で、その繰り返し。
次は何が出てくるんだろうっていうそれだけが推進力。キュートな悪夢という感じ。



ごろごろにゃーん (こどものとも傑作集)

ごろごろにゃーん (こどものとも傑作集)

これもめちゃくちゃすき。
猫たちが飛行機(的な何か)に乗り込んで、そして色んな所を通り過ぎ、
「ごろごろ にゃーん ごろごろ にゃーん と、ひこうきがとんでいきます」
という文章が繰り返される。で、終わりには飛行機から降り、どこかへ去っていく。
こいつらの旅、理由も場所もなにもかも不明で、よくよく考えるとなんとなく怖いんだけど、
当の猫たちは終始ニヤニヤしてるので、まあ良いか。


ちなみに「ころころにゃーん」もあります。ただただ可愛い。遺作。



BGMは、こんな感じでどうでしょう。
今日の1曲、ということで。。