さいしょから

化学っぽい本を読んでるときに、
たまーに、たんたんとした飾り気のない文章なのに、強く射たれる時があって。
そんなとき、あーもうぼくらがなに言おうが言うまいが、世界ってあらかじめ綺麗なんじゃないかって、
嬉しいような、ホッとしたような、悲しいような、突き放されたような、そんな気分になるなーと。