ヤン先生っ!!(富田じゃない)

今日はヤン富田じゃなくてヤン・シュヴァンクマイエル先生の新作映画「ルナシー」を見てまいりました。てゆーかもう普通にファンなので、新作がリアルタイムで見れるというだけでドッキドキなわけで。


意外と(?)ストーリーが追いやすくて頭がこんがらがることは無かったです。
ただ、肉ね(笑)
映画の所々でストーリーと関係なく肉片が、のたうちまわる躍り狂う…
先生っ!!て感じ(笑)
精神病院の患者役の人達はホントにどっかの精神病院の患者さんなんだそうな。なーるほど。


「自由」をテーマにしているわけですが、この映画に見られる「自由」はけっして易しくないです。
きれいごとを並べてチャンチャン♪みたいにいくほど自由ってやつは取り扱いの楽なものでは無いらしい。
今時こんな映画だれも撮らんよなぁ
先生は、お客を映画の中の誰かに感情移入させようなんてことはしません。
この映画を見たあと残るのは嫌悪と違和感です。それでいいんです。
抵わないと生きていけませんよ